ディズニー映画「美女と野獣」の1シーン。
読書が大好きな主人公ベルに野獣がプレゼントしたのはなんと図書館。
このシーンに憧れて、いつか「夢の図書館」を自分で持つべく、子どものころからコツコツと本を集めていました。
数える前に断捨離したため正確な数は分かりませんが、持っていた本は1,000冊を優に超えていたはず。漫画も含めればもっと。
しかし、社会人になってから本を大量に持つことのデメリットに気づきました。
Kindleを購入したこともあり、本を徹底断捨離。今では漫画も含めて40冊程度。
今回は、本好きの私が断腸の思いで本を断捨離した際の判断基準を公開しちゃいます。
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断捨離すべき本
実家に戻ったのを機に、2年かけて本を断捨離。その間も減っては増え、増えては減っての繰り返し。
断捨離すべき本の判断基準を4つ設定することで、ある程度機械的に処分することが出来るようになりました。
図書館にある本
特に小説系。文豪の作品や人気作家の本は図書館に置いてあります。
図書館で借りられる本は借りればいい。私にとっての「夢の図書館」は地元の図書館だったんだ。と心でつぶやきながら断捨離。
今はネットで蔵書検索もできるので、図書館にあるか怪しい本も状況を確認して処分することが出来ました。
電子書籍化されている本
Amazonプライムデーに思い切ってお得にKindle端末を購入(プライム会員ならいつでも4,000円引き)。便利さにベタ惚れ。
いきなり持っている本をすべて電子書籍化することは経済的に無理。でもゆくゆくはすべて電子書籍に切り替えたい。
そんな思いから、特別な理由がない限り、電子書籍化されている本は手放すことにしました。
▲こちらの本のように、電子書籍化されていない本もあるので注意!
読み返さない本
1度読んだ後まったく読み返さない本、ありますよね。
- 内容を知って満足した
- 読み返すほど面白くなかった
- 内容が薄い
読み返さない本は、自分の中での価値が低いんだと思います。手放しても問題ありません。
1度も読んでいないままの本
いわゆる積読(つんどく)。
買ったはいいものの「いつか読もう」の「いつか」が来ない。
いつまで待っても「いつか」は来ないので、手放しました。
積読が多いなら、自分の読書習慣を見直そう
私は積読が多いです。
本を買うペースと読むペースのバランスが合ってないんですね。
社会人になって本を読む時間が減ったにもかかわらず、知識欲は学生時代のまま。しかも学生時代よりもお金に余裕が出たので、その分本を買いやすくなってしまったのです。
解決策は、自分の読書習慣を見直すこと。
- 本を持ち歩いてスキマ時間に読む
- 1冊読み終わるまで本は買わない
ちょっと意識するだけで、積読を防ぐことが出来ています。
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手元に残した本
正直なところ「断捨離すべき本」の項目に当てはめていけば、ほぼすべての本を断捨離することが出来ると思います。
でも私は本が大好きなので、何かしらの理由を付けて本を手元に置いておきたい(笑)
その悪あがきの理由を挙げておきます。
教科書的に使う実用書
ブログを書くために読んだ実用書の中でも、特に参考になったものは繰り返し読んでいます。
書き込みこそしていませんが、パラパラめくる(Kindleだとこれが出来ない)だけでも改善点を発見できたり、アイディアが生まれたり。
教科書として使いたい本は、必要がなくなるまで手元に置いておくつもりです。
装丁も含めて楽しみたい本や漫画
今やほとんどの本や漫画が電子書籍化されている時代。
しかし、装丁にこだわりのあるものは、やはり紙で手に取りたいというのが本好き共通の思いではないでしょうか。
特に以下の漫画作品については、紙の本を手放す気はありません。
乙嫁語り(森薫)
19世紀の中央アジアを舞台に、美しいお嫁さんたちとシルクロードの生活文化を描く物語。
絵がものすごく美麗なのは言うまでもありませんが、装丁の色合いも美しい。紙だからこその色合いってあると思うんですよね。
そして何より驚いたのが「読者アンケートはがき」。
なんと、森薫先生がはがきまでしっかりイラストを描き込んでくださっています。「描いている」のではなく「描き込んでいる」。このニュアンスの違い重要です。
気になる方は是非紙の本を手に取ってみて下さい。
宝石の国(市川春子)
人間が滅びた後の遠い未来、生きて動く宝石たちが、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人たちと戦うファンタジー。
2017年にアニメ化もされたこの作品。
デザイン性の高い特徴的な絵柄と仏教色の強い独特の世界観が相まって最高に美しいです。
この漫画の装丁は、かつてデザイナーをしていた作者の市川春先生自らが手掛けています。宝石をイメージしているからか、きらきらしていてとても綺麗。
是非紙の本を手に取って見てみてください。
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本を大量に持つことのデメリット
断捨離すべき本と手元に残す本の判断基準をご紹介しました。
この記事を読んでいる方は、おそらく本を断捨離したいけど出来ない方かと思います。
ノウハウはお伝えしましたが、きっとまだ本を処分する勇気が足りていないかと思うので、本を大量に持つことのデメリットを2点ほどお伝えします。
ええ、追い打ちをかけてやりますよ。
重くてかさばる
なんと言っても、本は重くてかさばります。
衣類のように圧縮して小さくすることもできません。家の中の大きなスペースを占領しがちです。
本が多いと部屋が狭くなりますし、収納が必要だったりで出費がかさみます。
紙魚(しみ)という「本につく虫」が発生しやすくなる
古い本を手に取った時、銀色でうねうね動く小さな虫を見つけたことはありませんか?
それ、紙魚(しみ)という害虫です。
ほかにも茶立虫(チャタテムシ)や死番虫(シバンムシ)という「本につく虫」たちが、古い本を狙っています。
本を大量に持っていると、なかなか手入れが行き届かないこともありますので、こういった虫たちに遭遇することもしばしば。
害虫予防のためにも、読まない古い本は早めに手放すのが得策です。
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「紙の本を買って読む」以外の読書の方法
まだ本を手放す気にならない方にさらに追い打ちを。
「紙の本を買って読む」以外の読書の方法を2つご紹介します。
図書館で本を借りる
定番中の定番、図書館で本を借りる方法です。
最近の図書館はネットで蔵書検索や予約もできるので、図書館に行ってもお目当ての本がないなんてことも防げます。
さらに漫画の貸し出しを行っているところもあります。TSUTAYAなら有料ですけど、図書館ならタダで読めちゃいますよ。
Kindleなどの電子書籍を利用する
電子書籍を利用すれば、いつでもどこでも本を買って読むことが出来ます。
しかも紙で買うよりも安いんですよね。
私もKindleを購入してみて、薄くて軽い端末で何冊もの本を持ち運べる便利さに感動しています。
既に紹介しましたが、Amazonプライム会員ならKindle端末をいつでも4,000円引きで購入可能。
30日間無料でお試しできるので、Kindle買ったら解約するのも有りですね。
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断捨離すべき本のまとめ
- 図書館にある本
- 電子書籍化されている本
- 読み返さない本
- 1度も読んでいないままの本
本を手放す決意はできましたか?
手放す本は、ゴミにしてしまうのはもったいない。
状態が良いのなら、寄付をしたりリサイクルしたりしましょう。
あなたの大切な本が、ほかの誰かを感動させるかもしれません。
▼断捨離する方法、いろいろ書いてます。
>>「30日間断捨離チャレンジ|捨てられない人卒業→ミニマリストになる方法」
▼本に比べて、洋服は断捨離しやすいですよ。
>>「たった2か月で3分の1!ミニマリストが教える服の断捨離ルール」
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