ある程度断捨離が進んでくると、「どこまで捨てれば良いんだろう?」という疑問が頭に浮かぶ人も多いはず。
今回は、断捨離の終わりの決め方について、ちゃおのこれまでの断捨離経験を踏まえてお伝えしようと思います。
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目次
断捨離の終わりは自分で決める
断捨離の終わりは、ほかでもない自分自身が決めるものです。
世間一般に終着点が定義されているわけでも、誰かにOKを出してもらうものでもありません。
自分が「これで終わりだ」と思ったら終わりなのです。
その終わりを決めるにあたって大切なのが、自分がその部屋の状態に納得しているかどうか。
とことん断捨離してみて、もうこれ以上ものを捨てる必要がないと心の底から現在の状況に納得した時に、初めて断捨離の終わりが見えるものだと思います。
では、その心の底から納得した状態を味わうにはどのようにしたらいいのでしょうか。
直観的に感じ取るしかないのでしょうか。
いいえ。意識的に納得しやすい状況をつくることは可能です。
断捨離を始める前に、あることを決めておくだけで、納得したうえで断捨離を終わらせることが出来るのです。
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目標を決めておけば断捨離を終わらせることが出来る
断捨離を始める前に決めておくあること。
それは、断捨離の目標です。
マラソンをするときにゴールを決めておくように、ドライブするときに目的地を決めておくように、どこまで断捨離するかという目標を前もって決めておくのです。
目標を設定せずに断捨離を始めるのは、ゴールを知らずにフルマラソンに挑むのと同じようなものです。
どんなにベテランのマラソンランナーでも、体の感覚だけで「あ、今42.195キロメートル地点だな。ここがゴールだ」と認識することは難しいでしょう。
ゴールが見えずに走り続けるのは不安ですし、モチベーションも下がります。途中で投げ出してしまうことにもなりかねません。
「どこまで断捨離すればいいんだろう」という疑問がわくのは、まさにゴールが見えずに走っているから。
でも大丈夫です。
今からでも、自分の断捨離のゴールとなる目標を決めれば、納得して断捨離を終わらせることが出来ますよ。
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断捨離でどこまで捨てるか?目標の設定の仕方
断捨離の目標を設定するにあたって参考となるよう、目標の例をいくつか挙げてみました。
- ボリュームを基準にする
- 個数を基準にする
- その他
断捨離するもののボリュームを基準にする
- すべての持ち物をスーツケース1つ分に収める
- 持ち物はすべて作り付けの収納に入れきる
ちゃおが採用しているのもこの方法です。
▼現在挑戦している「30日間断捨離チャレンジ」では、2番目の例に挙げている目標に向けて、30日間続けて1日に10個のモノを断捨離しています。
>>「30日間断捨離チャレンジ|捨てられない人卒業→ミニマリストになる方法」
ボリュームを基準にするメリット
- 目標となるボリュームが視覚的にとらえられやすい
- モノの量を減らすだけでなく、収納も工夫するようになる
目標の枠組みが設定されているため、あとどのくらい断捨離すれば良いのかが視覚的に分かるのは、モチベーションの維持にも役立ちます。
また、目標達成のためにはモノの量を減らすことだけでなく、収納にも工夫が必要となってくるので、断捨離によって整理整頓された部屋を目指す方にはピッタリの方法です。
ボリュームを基準にするデメリット
- 残すものの大きさによって、目標の達成が左右される
- 細々としたものがきちんと断捨離されない可能性がある
モノは大きければ大きいほど場所を取ります。
必要なものが大きかったために、どうしても目標となるボリュームに収まりきらず、目標達成ならずということもあるかもしれません。(そのような場合には、目標の設定を見直しましょう)
また、本当は必要なものでも、かさばるからという理由で処分し、あとで後悔するということもあるかもしれません。(因みにちゃおは後悔したことがないので、あまりデメリットとも言えないかもしれないです。むしろ思い切った断捨離を後押ししてくれるメリットかも)
加えて、細々とした場所を取らないものについては、きちんと断捨離されずに残ってしまうということも起こりかねません。
ボリュームを基準に断捨離の目標を設定する場合には、モノの大小にとらわれずに1つ1つ丁寧に取捨選択していく必要があります。
断捨離するものの個数を基準にする
- 持ち物の数を全部で200個以内にする
- 全部で300個のモノを捨てる
- 断捨離前に持っていた数の20%の個数にする
ちゃおも前述した「30日間断捨離チャレンジ」で、1日に10個のモノを捨てるというルールとしてこの目標設定方法を使っています。
個数を基準にするメリット
- 個数という明確な指標があるので目標の達成状況を把握しやすい
- 達成状況が分かりやすいのでモチベーションを維持しやすい
数値で目標を立てられるというのは、達成状況を把握しやすいうえ、モチベーションを維持させやすい点でも優れています。記録を取って手帳にメモしたり、ブログやSNSで経過を報告することもしやすいですね。
個数を基準にするデメリット
- モノの個数を数えなければいけないのが面倒である
- 人によってモノの適正量が異なるため、目標設定が効果的なものかどうかが怪しい
なんと言っても、モノの個数を数えなければいけないのが面倒です。
断捨離は一度では終わらないものですので、断捨離するごとに処分した数を数えて記録していかなければならないのが手間になります。
また、その人の生活環境や仕事、家族構成などによって所持するモノの適正量は変わってきます。
そのため目標に設定する個数が本当にその人に合ったものになるかどうかは難しいところとなってきます。
▼洋服の枚数については、比較的簡単に理想の数を計算できます。詳しくはコチラの記事へ
断捨離をどこまでするか。その他の目標例
- 床が見えるようにする
- 部屋の端から端が見渡せるようにする
- 子どもや動物が安心して動き回れるようにする
ポイントは、断捨離の目標を達成出来たかどうかを判断する基準を必ず設けること。
感覚に頼るのではなくて、「〇〇がない」、「〇〇できる」など、客観的にも分かりやすい基準で目標設定しましょう。
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断捨離は終わった後が肝心。維持することを考えれば、断捨離には終わりがない
自分なりの目標を設定し、納得いくまで断捨離して理想のお部屋を手に入れたいですよね。
でも、いったん断捨離が終わったからと言って油断は禁物です。
断捨離が終わった後も「気が付いたら物が増えていた」ということが起こらないように、断捨離後の状態をキープすることを心掛けていきたいですね。
1つ買ったら1つ捨てる習慣をつける、買いだめはしない、など、目標を達成した状態を維持するための自分との約束を改めて設定しましょう。
▼ミニマリストな私が断捨離に追い打ちをかけた「とっておきの方法」です。ゲーム感覚で楽しみたい方はどうぞ。
>>「30日間断捨離チャレンジ|捨てられない人卒業→ミニマリストになる方法」
▼洋服の枚数をどこまで減らしたらいいか迷ったらこちらの記事が役立ちます。