日光二荒山神社中宮祠|真冬は避けて!御朱印・見どころ徹底解説

日光二荒山神社中宮祠のアイキャッチ画像
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日光二荒山神社中宮祠の御朱印・見どころを徹底解説!

アラサー女子が真冬に1人でじっくり見てきました。

ちゃお
後で詳しく話すけど、真冬の奥日光に行くのはやめておけ。悪いことは言わないから……。

▼宝物館で展示されている大太刀「祢々切丸」についてはコチラの記事からどうぞ!
>>「祢々切丸の展示は二荒山神社中宮祠宝物館で!グッズ・アクセスまとめ

▼栃木県宇都宮市にも二荒山神社が!?ギョーザのおみくじで話題沸騰!
>>「宇都宮二荒山神社は観光にも良し!餃子おみくじと大谷石めぐりが楽しい

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日光には二荒山神社が3つある?

「日光の二荒山神社」は実は3つあります。

日光の二荒山神社
  • 本社
  • 中宮祠
  • 奥宮

本社はJR・東武日光駅についてすぐ、日光東照宮の隣にあります。

街中にあるので、真冬でも問題なく楽しめる観光スポット(詳しくはこちら>>「縁結びなら日光二荒山神社!お守りも可愛いし女子旅におすすめ」)。

今回ご紹介する中宮祠は、「いろは坂」を登った上、中禅寺湖の湖畔にあります。

中禅寺湖の画像

後述する理由で真冬の参拝はおすすめしませんが、男体山と中禅寺湖を望む絶景スポット。

奥宮は、中宮祠から御神体である男体山を登った頂上にあります。

残念ながら、10月26日~5月4日の間は閉山。

その他にも、二荒山神社には別宮が2つあるので、是非合わせて参拝しておきたいですね。

日光二荒山神社の別宮
  • 滝尾神社
  • 本宮神社

関連記事>>「日光観光の穴場!縁結びのパワースポット滝尾神社がおすすめ

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日光二荒山神社中宮祠の御由緒

御祭神は大己貴命(大国主命、大黒様)、田心姫命、味耜高彦根命。

男体山を中心とした日光連山を御神体としてお祀りしています。

二荒山神社中宮祠は男体山の中腹にあたり、男体山の登拝口として山頂にある奥宮とを結ぶ役割も持っています。

延暦元年(782年/奈良時代)に、勝道上人が男体山登頂に初めて成功。

山頂に二荒山神を祀って以来、関東の霊場として栄えています。

ちゃお
境内は日光連山を含む3,400ha!「中禅寺湖」、「いろは坂」を含む日光国立公園の中心部です。

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日光二荒山神社中宮祠の見どころ

重要文化財だらけの御社殿は要チェック!

日光二荒山神社中宮祠は、重要文化財の建物だらけ!

着いた瞬間から目が離せません。

銅鳥居(重要文化財)

日光二荒山神社中宮祠入口の画像

「二荒山神社中宮祠(二荒山神社前)」バス停を降りてすぐ、こちらの銅鳥居が日光二荒山神社中宮祠の入口。

もう1つの入口鳥居の画像

もう1か所の入口にある鳥居、

登拝口の鳥居の画像

登拝口の鳥居とともに重要文化財に指定されています。

水神の碑の画像

鳥居に向かって右手には、「水神の碑」が。

中宮祠湖(中禅寺湖)の水神様をお祀りし、湖上の安全を願うもの。

ちゃお
中禅寺湖のスワンボートに乗るなら、お参りしておきましょう(マジで足がしんどくなるから)。

中門(重要文化財)

日光二荒山神社中宮祠中門の画像

御手水を済ませ、中門をくぐって拝殿へ。

この拝殿も重要文化財に指定されています。

見落とさないで!中宮祠稲荷神社

中宮祠稲荷神社の画像

うっかり通り過ぎそうになりますが、中門に向かって左手には中宮祠稲荷神社が。

中宮祠稲荷神社御神木の画像

こちらの御神木「龍の松」は運気上昇のパワーを持っています。

家運隆昌を願っておきましょう。

拝殿(重要文化財)

拝殿正面の画像

中門をくぐって正面に見えるのが拝殿。

まずはお参りをして、重要文化財の建物を鑑賞しましょう。

中宮祠稲荷神社御神木の画像

朱塗りの建物が美しいですね。

ちなみに、二荒山神社が祀っている大己貴命は、別名大国主命・大黒様であり、縁結びの神様。

ちゃお
境内の建物には、隠れハートがあることでも有名です。是非探してみましょう。

神楽殿|天井画が美しい!

神楽殿の画像

拝殿の左手の建物が神楽殿。

この中には美しい天井画が。

神楽殿の天井画の画像

 

曹洞宗大本山永平寺傘松閣の天井画のように、1枚1枚異なる絵が描かれており、画集としても発売されています。

また、神楽殿では御祭神の大黒様にちなんで、打ち出の小槌を使ってお参りするのが特徴的。

大黒様の開運木の画像

ほかにも、気の肌を撫でて開運・安産・良縁を祈る大黒様の開運木や

お財布納め箱の画像

なぜかパッチもんのミ○キーマ○ス風の像が出迎えてくれる、古くなった財布を納める箱もあります。

山霊宮と御神木の「いちいの木」

山霊宮の画像

拝殿と神楽殿に挟まれるようにして、山霊宮があります。

山霊宮は、日光連山に篤い信仰をささげた功徳の高い人をお祀りしたお宮。

中宮祠御神木いちいの画像

その後ろに、日光二荒山神社中宮祠の御神木である「いちいの木」が生えています。

ちゃお
樹齢、なんと1,100年!
中宮祠のイチイの碑の画像

天然記念物にも指定。

「いちい」は漢字にすると「一位」であることから、勝運上昇に縁起が良いとされています。

本殿(重要文化財)

拝殿右手奥の様子の画像

拝殿に向かって右手奥に進んで行くと、中宮祠の本殿を外から眺めることが出来ます。

日光二荒山神社中宮祠本殿の画像

こちらも重要文化財。

中に入ることはできませんが、外から手を合わせましょう。

さざれ石の画像

ほかにも国歌「君が代」に出てくるさざれ石。

扇の的弓道発祥の地の画像

「扇の的弓道発祥の地」の碑。

幸運の杜への道の画像

「幸運の杜」への階段(後述の「カワラケ割り」の場所に続く)

良縁の松の画像

良縁の松。

二荒山神社本社別宮の滝尾神社にある縁結びの御神木は「笹」でしたが、中宮祠は「松」なんですね。

標高の関係でしょうか。

良縁松の松ぼっくり占いの画像

良縁松の松ぼっくりで、占いにチャレンジできます。

私は蝦夷松(待つべし)でした。

男体山の大蛇御神像の画像

男体山の「大蛇」御神像などなど、本殿の周りは見所が盛りだくさんです。

登拝門|奥宮への唯一の登拝口

登拝口の画像

本殿の更に右奥、銅の鳥居をくぐった先にあるのが登拝門。

日光二荒山神社の御神体である男体山の登山口、奥宮への唯一の登拝口です。

閉ざされた登拝口の画像

残念ながら10月26日~5月4日の閉山中は閉鎖中。

ちゃお
暖かくなったらまた来たいと思います。

厄落とし!ストレス発散!「カワラケ割り」

カワラケ割りの画像

登拝門の右手奥には、厄落としの「カワラケ割り」に挑戦できるところも。

カワラケ(お皿のようなもの)に「厄」の文字を書き、岩に思い切りぶつけて爽快感を味わうというアグレッシブなもの。

初穂料は200円。

悩みカラ松の画像

「カワラケ割り」会場には「悩みカラ松」という悩みを無くしてくれる有難い御神木もあります。

ちゃお
確かに、どこかの六つ子の次男も悩みはあまり無さそうですもんね(失礼)。

中宮祠七福神巡り

日光二荒山神社中宮祠の中には、ところどころに七福神が祀られています。

すべてお参りすると、7つの福を授かることが出来ますので、ぜひ探してみてください。

ヒントに、すべての七福神の写真を載せておきます。

福禄寿の画像

▲福禄寿(子孫繁栄)

布袋尊の画像

▲布袋尊(幸運・至福)

寿老神の画像

▲寿老神(長寿・平和)

弁財天の画像

▲弁財天(芸能・福財)

奥には「銭洗い」も。お金を洗って金運をアップさせましょう。

※社務所で洗った小銭を入れる小さな袋も販売されています。

毘沙門天の画像

▲毘沙門天(財宝・福徳)

恵比須神の画像

▲恵比須神(家内安全・商売繁盛)

大黒様の画像

▲大黒様(招福・良縁)

ちゃお
社務所では、中宮祠七福神の御朱印をいただくこともできますよ!

宝物館は国宝・重文の宝庫!刀剣乱舞効果もあって大注目

宝物館の画像

筆者がなぜ真冬に日光二荒山神社中宮祠に行ったかというと、目的は宝物館。

ここに展示されている大太刀「祢々切丸」を一目見たいがために雪をかき分けて行きました。

▼宝物館で展示されている「祢々切丸」についてはコチラの記事に詳しくまとめましたので、よろしければご覧ください。
>>「祢々切丸の展示は二荒山神社中宮祠宝物館で!グッズ・アクセスまとめ

奥日光の奇石「牛石」と「巫女石」も見逃さないで!

牛馬禁則を破ったら石にされた!「牛石」

牛石の画像

宝物館へ向かう途中には、奥日光の奇石「牛石」があります。

平安時代から、日光二荒山中宮祠近辺は男体山登拝のための霊場であったため、明治時代以前までは厳しい「おきて」があったそう。

行きのバスでも通過する「馬返」という地から上は、昔は牛馬禁則の結界。

この「おきて」を破って牛を引いてきたところ、石にされてしまったという伝説があります。

ちゃお
現在の「牛石」は復元ですが、霊場としての奥日光の歴史を感じられるものですね。

女人禁制を破ったら石にされた!「巫女石」

巫女石の画像

この地が女人禁制であるという「おきて」を破り、この地に来た女性が石にされたと言われるのが「巫女石」。

こちらは日光二荒山神社中宮祠を出て、中禅寺湖畔を東に進み、「立木観音入口」交差点付近で見ることが出来ます。

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日光二荒山神社中宮祠の御朱印

日光二荒山神社中宮祠の御朱印の画像

日光二荒山神社中宮祠の御朱印は、常時いただけるもので8種類。

すべて初穂料は500円。

日光二荒山神社中宮祠の御朱印
  1. 中宮祠
  2. 稲荷神社
  3. 七福神
  4. 男体山
  5. 奥宮(男体山頂)
  6. 瀧尾神社(八合目)
  7. 太郎山神社(男体山頂)
  8. 温泉神社(湯元温泉)

中宮祠の内部を見て回っていただけるのが①~③。

④~⑦は、開山しているときにいつか挑戦してみたいものです。

男体山が開山される5月には、男体山の山並みが描かれた限定御朱印もいただけます。

日光二荒山神社オリジナル御朱印帳の画像

日光二荒山神社オリジナルの御朱印帳も授与されていますよ。

▼御朱印をいただくなら日頃から準備しておくと便利です。
>>「【御朱印ガール必見】神社仏閣巡りを快適に「お参りセット」の作り方

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【真冬は】日光二荒山神社中宮祠の基本情報・アクセス等【やめておけ】

場所 〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2484
アクセス JR日光駅・東武日光駅から:東武バス「湯元温泉行き」乗車約40分、「㉚二荒山神社中宮祠(二荒山神社前)」バス停下車すぐ
参拝時間
  • 4~10月:8時~17時
  • 11~3月:9時~16時
料金
  • 参拝無料
  • 宝物館:高校生以上500円、小・中学生250円
問合せ TEL:0288-55-0017
FAX:0288-55-0405
HP:http://www.futarasan.jp/
その他 奥宮への登拝口は5月5日~10月25日(冬季閉鎖)

日光二荒山神社中宮祠に行くなら「中禅寺温泉フリーパス」を買おう!

日光のバスフリーパス一覧の画像

JR・東武日光駅から日光二荒山神社中宮祠までバスで行くとなると、運賃は片道1,150円。

往復で2,300円もかかってしまうので、駅で必ず「中禅寺温泉フリーパス」を購入しましょう。

2,000円で2日間有効。駅と中宮祠の往復はもちろん、その他日光二荒山神社本社や日光東照宮などの世界遺産を巡ることもできます。

【真冬の奥日光】いろは坂を登ったら、そこは眠った町でした

冒頭でも書きましたが、真冬の奥日光にはよほどの理由がない限り行くことはおすすめしません。

真冬のいろは坂を登った上は、まさに眠れる町。

点滅信号の交差点の画像

交差点の信号は点滅……。

店は開いていません。

コンビニすらありません。

冬季中止の自動販売機の画像

自販機すら冬季休止中。

二荒山神社中宮祠を見た後、近くでランチしてから駅に戻ろうとしましたが、結局、昼食をとることなくいろは坂を下りる羽目に。

ちゃお
どうしても真冬に行くならお弁当を持って行こう!(ゴミは持ち帰ってね)

ちなみに真冬はトイレに行くのも一苦労だよ!

日光二荒山神社中宮祠のトイレは、真冬は宝物館にしかありません。

この宝物館が拝殿から離れたところにあるので、地味に不便(トイレだけの利用可)。

観光シーズンには境内のほかのトイレも解放されているので問題ありません。

中禅寺湖畔を散歩しようにも、公衆トイレすら使用停止状態(冬は水道を出しっぱなしにしないと凍っちゃうから)。

コンビニもありません。

大きなバス停である「中禅寺温泉」まで行けばトイレがあるはずと頑張るも、紙が設置されていなかったり……。

ちゃお
水で流せるティッシュの販売機がちゃんとあるよ!

真冬はトイレ難民になることもありますので、良い子は暖かい観光シーズンに行きましょう。

▼宝物館で展示されている大太刀「祢々切丸」についてはコチラの記事からどうぞ!
>>「祢々切丸の展示は二荒山神社中宮祠宝物館で!グッズ・アクセスまとめ

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