普段は寝つきがいい人でも、ちょっと環境が変わると眠れなくなることがありますよね。
普段から寝つきが悪ければなおさらです。
今回は、出張先や旅先でよく眠るための対処法をお伝えします。
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旅行先で眠れないのは人間の本能
どんなに寝つきの良い人でも、初めて滞在する場所では眠りが浅くなるものです。
というのも、人間の動物としての本能が働いているから。辺りに危険はないか、襲われたりしないか、慣れない場所では脳が周囲を警戒しているのです。
実は脳は、慣れた場所で寝ているときでさえ極々一部が起きていて、光や音にすぐに反応できるようにスタンバイしています。
いつもと違う場所であれば、脳はより一層警戒モードに。なにかあればすぐ反応できるよう、脳がいつも以上に敏感になってしまうのです。
旅先の1泊目でもよく眠るには、リラックスすることが大切。
なるべく「いつもと同じ環境」を作ることで、脳を安心させてあげることが必要です。
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旅行先で眠れない時の対処法
脳の警戒を解き、リラックスするための方法を具体的にご紹介します。
宿泊先に早めにチェックインして雰囲気に慣れておく
温泉旅館でもない限り、宿泊先はほとんど「寝に帰る」場所になってしまうことが多いと思います。
旅先でなかなか寝付けないという人は、いつもより少し早めにチェックインして宿の雰囲気に慣れてみましょう。
温かいものでも飲みながら、静かにリラックスした時間を持てれば脳の警戒も和らぎます。
ベッドや枕を寝心地良く整える
「枕が変わると眠れない」という言葉があるように、寝心地がいつもと違うとよく眠れません。
睡眠環境を心地よく整えて、リラックスできるようにしましょう。
折り込まれた掛布団用シーツの端を外す
きちんとベッドメイキングされていると、掛布団に直接触れないためのシーツがベッドの端に折り込まれています。
そのままだとからだの動きが邪魔され、寝返りを上手く打つことが出来ません。
シーツの端を外して、楽に寝返りを打てるようにしましょう。
枕の高さを調節する
人によって、寝心地の良い枕の高さは異なります。
タオル等を使って、好みの高さに調節しましょう。
「いつもと同じ」環境をつくる
旅先でも、なるべく普段と同じような睡眠環境を整えましょう。
お供のくまさんだったり、お気に入りの香りだったり、温かいミルクだったり……
「いつものアレ」ってものがある人は、旅先にも連れて行ってリラックスしましょう。
明かるさを調整するならアイマスク
寝るときに真っ暗がいい人、小さな明かりがあったほうがいい人、人によって好みはまちまちです。
自分は真っ暗がいいのに、同室の人が明かりが欲しい派だったような場合、なかなか寝付けないということもあるかもしれません。
そんな時に便利なのがアイマスク。日頃から使い慣れているものであればなおGOODです。
▼ラベンダーの香り付きのホットアイマスクなら、リラックス効果抜群。使い捨てなので荷物にもなりません。
リラックスして眠りたいなら耳栓
特にビジネスホテルやゲストハウスの場合、周囲の音が気になって眠れないということも良くあります。
そんなときは耳栓を使いましょう。
耳栓と言っても、完全に耳をふさぐわけでは無いので、目覚ましの音はしっかり聞こえます。気になる雑音だけをカットしてくれます。
また、耳栓で外の雑音をシャットアウトできるので、その分意識が自分の呼吸や鼓動に向かいます。
呼吸や鼓動の規則正しいリズムは人に安心感を与え、心地良い眠りに誘ってくれるので一石二鳥ですよ。
旅館やホテルの浴衣よりも着慣れたパジャマ
荷物を減らすために、旅館やホテルの浴衣を利用する人も多いと思います。
しかし浴衣は普段なかなか着慣れないものですし、帯の結び目が体にあたったり、寝ている間にだんだんはだけてしまったりと、あまり睡眠に適しているとは言えません。
旅行先でもよく眠りたいのであれば、普段から着慣れているパジャマを持って行きましょう。
荷物にはなりますが、その分しっかり睡眠がとれて、2日目も楽しく過ごすことが出来ますよ。
▼旅行鞄にパジャマを詰めるときは、こちらのたたみ方をすると小さくまとまります。
>>「Tシャツの「米軍式」たたみ方|簡単コンパクトで収納にも便利!」
睡眠(入眠)儀式を行う
「儀式」と言っても、大げさなことではありません。
人はだれしも、夜眠るまでにやることの順番が決まっていると思います。
歯を磨いてから寝る、外した眼鏡を丁寧に拭いてから寝るなど、何でも構いません(スマホやパソコン、テレビなど、睡眠の質を下げるブルーライトに当たる習慣はNGです)。
旅行先でも、家と同じく夜寝るまでにやる習慣(睡眠儀式)を行いましょう。
体と脳にこれから寝るんだぞという準備をさせるのです。
腹式呼吸をしながら寝る
いざ布団に入ったら、リラックスするために腹式呼吸をしましょう。
腹式呼吸をすると、気持ちをリラックスさせるα波が脳に流れます。
できれば腹式呼吸をしている間に自然と眠りにつけると良いですね。
4・7・8呼吸法
腹式呼吸に慣れない方は、「4・7・8呼吸法」を試してみましょう。
- 4秒かけて鼻から息を吸い込む
- 7秒間息を止める
- 8秒かけて口からゆっくりと息を吐き出す
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心霊現象が怖くて眠れない時の対処法
私が旅先でよく眠れないのは、実は心霊現象が怖くてしょうがないからなんです。
私は怖がりのくせに怖い話が大好きで、小さいころから様々な怖い経験談を頭に溜め込んできました。
そのせいか、1人で宿泊する時に限って、怖い話のエピソードが突然脳内再生されてしまうのです。
- ベッドの下に誰かいたらどうしよう
- 突然ドアをたたかれたらどうしよう
- シャワーから顔を上げたときに誰かいたらどうしよう
妄想は留まるところを知りません。
そして寝付けなくなるのです。
ここからは、そんな心霊現象が怖くて旅先で眠れない人のための対策をお伝えします。
1人で宿泊しない
宿泊先が指定されていない限り、なるべく1人で宿泊しないようにしています。
周囲に誰かがいれば、何かあっても助けを求められます。その安心感さえあればいいのです。
でも基本一人旅が好きなので、ゲストハウスを知った時は「最高じゃねーか」と思いました。同室の方ごめんなさい、何かあったら助けを求めます。
お清めの塩などの除霊グッズを持つ
気休めですが、お清めの塩やパ数珠的なパワーストーンを持ち歩いています。
いざという時には「南無阿弥陀仏」を唱えられるよう、噛まないで言う練習もしています。
お化けや霊を逆に驚かせる
心霊現象が怖くて眠れない話を友人にしたところ、アドバイスをもらいました。
要は霊に付け入る隙を与えないってことですね。
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おわりに:眠れなくても焦らないことが大切
- 宿泊先に早めにチェックインして雰囲気に慣れておく
- ベッドや枕を寝心地良く整える
- 「いつもと同じ」環境をつくる
- 睡眠(入眠)儀式を行う
- 腹式呼吸をしながら寝る
最悪1日くらいなら寝ていなくてもなんとか乗り切れますし、あまり神経質にならない方が良いかもしれません。
▼旅行の持ち物を必要最低限でリストアップしてみました。
>>「旅行の持ち物リスト(国内版)パターン別で必要最小限にまとめたよ」
▼ゲストハウス(国内)宿泊時の注意点や便利な持ち物についてはコチラの記事を御覧ください。
>>「日本のゲストハウス|初めてでも快適に過ごすための注意点と持ち物」
▼衣類をまとめるときには米軍式のたたみ方をするとコンパクトにまとまります。
>>「Tシャツの「米軍式」たたみ方|簡単コンパクトで収納にも便利!」
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