冬には家の中が氷点下になる、超寒がりのブロガーちゃおが2018年秋冬発売のヒートテックと極暖を徹底比較レビューしました。
ついでに2017年秋冬発売の極暖もゲットしたので、去年と今年の極暖の違いもレビューしちゃいます。
▼ヒートテックで肌がかゆくなる人は、化繊が原因かも。綿素材でも暖かいインナーもありますよ!
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ユニクロのヒートテックってどんな商品?
(株)ユニクロと(株)東レが共同開発した、生地自体が発熱する機能性インナーのこと。
体から発散される水蒸気のエネルギーを熱に変換する一方、放湿性にも優れているから、暖かいのにムレにくい。
2018年秋冬発売のヒートテックは、引き続き3種類のラインナップ。
- ヒートテック:スタンダードな商品。薄くて暖かいので、着ぶくれしない。
- 極暖ヒートテック:裏起毛仕様で、ヒートテックの約1.5倍暖かい。
- 超極暖ヒートテック:全ヒートテック史上最高の暖かさ。通常の約2.25倍暖かい。
2018年10月21日現在、「超極暖ヒートテック」はネット通販及び一部店舗のみでのお取り扱い。入手できなかったので、今回はレビュー無しです。
▼2018年10月29日、超極暖ゲットしました!レビューはコチラ
>>「ユニクロのヒートテック2018|超極暖・極暖の違い比較レビュー」
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ヒートテックの気になる商品展開は?
半袖・長袖のTシャツタイプから、レギンス、タイツ、靴下まで。
体に密着する部分についてはすべてヒートテックを装備することが出来るラインナップとなっています。
襟ぐりの形状も選べるので、トップスに響かないのが嬉しいですよね。女性用については、カップ付き・なしが選べるのもGOOD。
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通常のヒートテックと極暖を比較してみた
今回はコチラの通常のヒートテックと極暖とを比較してみます。
ついでに2017年秋発売の昨年モデルの極暖も在庫処分で買えたので、去年と今年の極暖の違いも比較してみます。
機能の違い:極暖よりも通常の方が優れている点があった!
まずは機能の違い。ヒートテックのパッケージ裏面には機能表示が掲載されているのですが、この時点ですでに違いが。
- 発熱:温かくなる
- 保温:暖かさを維持してくれる
- 吸放湿:ムレない
- 保湿:肌が乾燥しない
- 抗菌:清潔さを保つ
- ストレッチ:体の動きに合わせてよく伸びる
- 風合い:肌触りが良い
- 形状保持:型崩れしにくい
静電気防止!
なんと、「静電気防止」機能は「通常の」ヒートテックにしかありません。「通常の」方です(大事なことなので2回言いました)。
てっきり極暖は通常の上位互換だと思っていたのですが、通常の方が優れている面もあったんですね。驚きです。
因みに、極暖の機能表示については去年のものと今年のものに違いはありませんでした。
素材の違い:素材の構成比が全然違うよ!
次に、通常と極暖の素材の違いを確認してみます。
通常のヒートテック | 極暖 |
ポリエステル:38% | レーヨン:46% |
アクリル:32% | アクリル:30% |
レーヨン:21% | ポリエステル:19% |
ポリウレタン:9% | ポリウレタン:5% |
使われている素材は同じですが、使用割合が異なるのが分かると思います。レーヨンとポリエステルが逆転していますね。
ヒートテックの暖かさの秘密はレーヨンにあるとのことですので、よりレーヨンの割合が高い極暖の方が暖かいのだと想像できます。
2018秋の極暖 | 2017秋の極暖 |
レーヨン:46% | レーヨン:47% |
アクリル:30% | アクリル:31% |
ポリエステル:19% | ポリエステル:15% |
ポリウレタン:5% | ポリウレタン:7% |
こちらは今年の極暖と去年の極暖との比較。わずかながらに素材の構成比が異なっているのが分かります。
この違いがどのような差を生むのかは素人目には判断できませんが、企業努力の跡が見えますね。
重さの違い:極暖は去年よりも軽くなっていた!
▲通常のヒートテックは、とても薄いです。布越しの手の感じがはっきりわかりますよね。
▲それに対し、極暖はやはり生地が厚いです。裏起毛のせいもあり、布越しの手は輪郭が何となくぐらいしか分かりません。
▲去年の極暖も同様です。
しかしここで、私はあることに気づきました。
気になったので計測してみたところ、結果は以下の通り。
- 通常のヒートテック:94g
- 2018年の極暖:128g
- 2017年の極暖:154g
なんと、2018年の極暖は2017年のものよりも17%軽くなっていました。
つまり、去年よりも17%着ぶくれしにくくなったということ。素材の構成比が違っていた理由はここにあったんですね。
着用感の違い:やっぱり極暖はあったかい!
では、いよいよ着心地を比べてみたいと思います。
通常、極暖、去年の極暖をそれぞれ1日ずつ着用してみました。
通常:薄いのに暖かい!寒くなり初めにはベスト
実はユニクロのヒートテックを着るのは初めて。私は寒がりなので、少し肌寒いと感じる20度くらいの日に薄手のセーターの下に着てみました。
ヒートテック自体がめちゃめちゃ薄いのと、体に適度に密着してくれるので、着ぶくれはもちろんありません。気になる締め付け感もなし。ストレッチがよく効いているので、動きずらさもありません。
着用してしばらくすると、ほんのり暖かいような感じがしてきました。1日中上半身については寒いと感じることなく過ごせました。
極暖:10月下旬では暑いくらい!本格的な寒さで大活躍
やはり20度くらいの日に今度は極暖を着てみました。着た瞬間から裏起毛のお陰か暖かさを感じます。
着ぶくれを確認したかったので、薄手のロングTシャツに薄手のカーディガンを羽織ったところ、見た目には3枚もトップスを重ねているようには見えません。
極暖も体に適度にフィットしますが、締め付け感はなし。ただ生地が厚いので、その分「着ている」感覚は強いです。
ショッピングモールを歩いていると、汗ばむくらい極暖は温かかったです。寒さが本格的になってきたら、大活躍しそうです。
2018年の極暖と2017年の極暖の違いは?
▲こちらは去年の極暖。
- 2017年版にあった独特なにおいが改善
- より体にフィットしやすく、着ぶくれしにくくなった
2018年秋冬発売のものとそうそう変わらないだろう。
なんて思っていたのですが、袖を通した瞬間から、なんか違う!
まず、2017年の極暖は、独特なにおいがします。
嫌な感じではないのですが、良くもない。糊がすごく効いた感じというか、しょっぱい感じの、なんとも形容しがたい臭いです。
気になる方は1度洗濯してからの着用をおすすめします。
そして気になる着用感ですが、2017年版の方がよりしっかりしている。褒めてないですよ。言葉を変えれば、Tシャツっぽい。インナーよりもメインっぽい。そんな感じ。
今回は薄手のセーターの下に着ましたが、枚数重ねていけば、多少最新のものよりは着ぶくれするのかなって感じです。
気になる暖かさについては、2018年秋冬のものとあまり差は感じられませんでした。
結論:2018年の極暖の方が2017年の極暖よりも臭いの面でも薄さの面でも進化している!
値段の違い:極暖の方が税抜き510円高い!
気になるお値段は以下の通りです(すべて税抜き価格)。
- 通常のヒートテック:990円
- 2018年の極暖:1,500円
- 2017年の極暖:990円(元値1,500円)
極暖の方が、通常よりも税抜き510円高くなっています。2017年からお値段は据え置き。
ただ、今回私が幸運にもゲットした2017年の極暖は、セール価格で990円でした。サイズやデザインは選べませんが、まだ在庫が残っていたらゲットしても良いかもしれません。
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ヒートテックは気温に合わせて使い分けよう
ユニクロのヒートテックを通常・極暖・昨年の極暖とそれぞれ比較してみました。
通常と極暖では、広告の通り、暖かさには大きな違いがあります。気温に合わせて使いこなすのが良さそうですね。
▼ヒートテックで肌が痒くなる方には、ほぼ綿素材のこちらのインナーがオススメです。
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