2018年8月下旬。平成最後の夏に念願の少年に会うことが出来ました。
そう、その少年とはGoogleアドセンス審査合格通知に描かれているポップコーン少年くん!
彼に会うため審査に落ちること7回。
諦めかけたときに、ふと初心に戻って自分のブログを見直してみたら、意外な落とし穴が見つかったんです。
今回は、私がGoogleアドセンス審査に合格するため気を付けたポイント2つと、具体的な対策を公開します。
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目次
「Googleのポリシーに準拠していないサイト」でアドセンス審査に7回落ちた
6月下旬から審査に落ちること7回。いずれも理由は「Googleのポリシーに準拠していないサイト」でした。
「不十分なコンテンツ」という理由なら、単純に文字数や記事数を増やすだけで対策が出来ると言います。
よりによって対策が難しい方の理由で落ちるとは。それも7回も。
絶望のあまり魔女化しそうになりましたが、何度でも申請し直せるのがGoogleアドセンスの良いところ。
そう、何度でもやり直す。何度でも繰り返すんです。
▼ちゃおは「魔法少女まどか☆マギカ」の大ファンです。この記事にはところどころオマージュが溢れています。
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Googleアドセンス審査合格時のブログスペック
8回目の申請でアドセンス審査に合格した時の私のブログの状態は以下の通りです。
申請時 | 合格時 | |
ブログ期間 | 2か月と20日 | 2か月と23日 |
記事数 | 18記事 | 20記事 |
文字数/記事(総文字数) | 1,800~6,500字(60,703字) | 1,800~6,500字(65,286字) |
他社の広告・動画・SNS・外部リンク(プライバシーポリシーページは除く)の貼り付けはなし。画像と内部リンクは貼りまくりの状態でした。
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Googleアドセンス審査に合格するためのポイント2つ
- 読者にとって有益な記事を書くこと
- HTMLタグを正しく使うこと
というか、初回の申請時から7回目の申請時までは、ブログの記事内容にしか注意を払っていませんでした。
7回落ちて初めて対策を真剣に考えたところ、2番が私のブログに不足していることに気づき改善。
そしたら見事合格。
読みはあながち間違っていなかったみたいです。
ロボットにも分かる言葉で書かなければGoogleに評価されない
7回落ちた原因は、記事の内容には無いと思っています。
Googleのポリシーに違反するような内容はもともと書いていませんでしたし、6回目・7回目の申請時には内容が薄い記事は下書きに戻していました。
真の原因は、HTMLタグを正しく使えていなかったために、記事をクロールしに来るロボットにきちんと読み取ってもらえていなかったことだと思います。
ロボットには記事自体が意味のない文字の羅列に見えて、スパム認定されていたんでしょうね。
HTMLタグを正しく使ったところ、それまで1日のPV数がほぼ0だったこのブログに、突然検索流入がバンバン入るようになりました。
検索流入が増えたということは、それだけGoogleからの評価も上がったということ。
このタイミングで8回目の申請をしたところ、見事合格出来ました。
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有益な記事を書くためにやったこと
「読んでよかった」と思ってもらえる記事を書くことは、ブログを運営するなら当たり前のこと。
つまらない役に立たない記事を書いてても、誰も読みに来てくれませんよね。
加えてGoogleアドセンスを掲載するということは、自分のブログにスポンサーが付くようなもの。
お金をいただけるくらい価値のあるものを提供しなければなりません。
Googleアドセンス合格を意識して、内容面で特に注意したのは以下の3つです。
- Googleのプログラムポリシー等を熟読する
- ハウツーやノウハウをまとめた記事を書く
- オリジナリティのある記事を書く
Googleのプログラムポリシー等を熟読する
Googleからのお祈りメールにもリンクが貼られているプログラムポリシーとウェブマスター向けの品質に関するガイドライン。
この2つを暗記するくらい超読みまくりました。
アドセンスを掲載するためのルールですから、合格後もずっとお付き合いするわけです。
覚えておいて損はありません。
まだ読んだことないって方は、読んでおくことをオススメします。
また、アドセンスヘルプフォーラムの質問・回答を閲覧したり、実際に質問してみたりすることもいい勉強になりますよ。
ハウツーやノウハウをまとめた記事を書く
あなたはどんな記事を読んだときに、「読んでよかった」と思いますか?
凡人の「今日は会社行ってランチにパスタ食べたよ。美味しかった」みたいな記事を読んでも、「ふーん」としか思いませんよね。
そのうえ、そんな記事は知り合い以外ほとんど誰もたどり着けません。アクセスアップもリピーターの獲得も出来ないんです。
役に立つ情報や価値を提供できる記事こそ、「読んでよかった」と思えるのではないでしょうか。
いわゆるハウツーやノウハウを書いた記事です。
これなら問題を解決したい人からの検索流入も見込めますし、上手く情報提供できていればリピーターも獲得できるかもしれません。
私の場合はちょうど断捨離にハマっていたので、物を捨てるノウハウをメインに書いていました。
>>「断捨離のコツ」カテゴリー
また、旅先で訪れたスポットについての記事も書いていたので、営業時間・料金・アクセスなどの情報を追加。
>>「女一人旅」カテゴリー
情報がたくさん詰まっている記事を目指しました。
オリジナリティのある記事を書く
1番苦労したのがこれです。
オリジナリティって何?個性って何?ともすれば自分探しの旅に出るくらいの勢いで悩みました。
自分が書いているテーマと同じようなテーマで書いてある記事なんて、探せば腐るほどあるんですよね。
コピペやリライト記事は論外ですが、他サイトとの差別化は必須。オリジナリティをどう出せるかが勝負です。
以下、私がオリジナリティを出すために実践したことを挙げておきます。
- 自分で撮影した写真を使う
- 経験談や感想を語る
- 旅レポートは視点を定める
特に3番目の「旅レポートは視点を定める」はオススメ。
「何かについて自分はどのような視点でレビューします」というのを宣言しておくと、差別化を叶えるとともに、自分でも記事が書きやすくなります。
「このブログの「女子一人旅レビュー」の見かたを解説」の記事に旅レポートを記す視点をまとめているので、よかったら参考にしてみてください。
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HTMLタグを正しく使うためにやったこと
合格のカギはここにあったと言っても過言ではありません。
HTMLタグを修正したところ、検索流入も増え、Googleアドセンス審査も合格することが出来ました。
HTMLの基礎を勉強する
私はWordPressでブログを執筆しているのですが、プラグインを使えばHTMLの知識が無くともそれなりに記事を書くことが出来ます。
しかし、それが落とし穴!HTMLをきちんと勉強していなかったために、知らないうちに「やってはいけない」ことをやってしまっていたんです。
7回も審査に落ちて初めてHTMLタグの使い方を確認し、自分の知識の無さに愕然としました。
もしHTMLの基礎知識を勉強せずにブログを書いている方がいらっしゃいましたら、初心にかえって勉強することをオススメします。
私はサルワカくんさんのサイト(初心者向けHTML入門:書き方の基本とタグの使い方)を参考に勉強しました。
図や説明が分かりやすくて本当にオススメです。
▼サルワカくんさんもおすすめしていたこちらの本でも勉強。まじで1番分かりやすい!
Googleアドセンス審査合格のために具体的にやったこと
HTMLタグを正しく使うために、具体的に改善したのは以下の点です。
改行を少なくする
文章を読みやすくするため頻繁に改行していたのをやめました。
<p>タグ内の文字数が少ないのは良くないみたいです。
また、改行が多いと画面をたくさんスクロールしなければならないため、ユーザビリティも悪くなるそう。
改行は段落できちんと分けるようにし、読みやすさは他のところで工夫することにしました。
改行の改善のため具体的にやったことは以下の点です。
- <p>タグ内の文字数を増やした
- 「<p> </p>」を削除
- <br>タグを使わない
文章の中にうっかり混じりやすいので、記事作成後は「テキストモード」にして「<p> </p>」が入ってしまっていないか確認するのが習慣になりました。
文字装飾を控えめにする
過度な文字装飾はロボットに記事をきちんと読み取ってもらえない原因になるそうです。
Googleアドセンス審査に合格するまでは、文字装飾は基本的に太字のみにすることにしました。
具体的にやったことは以下の通りです。
- 太字には<strong>タグではなく<b>タグを使う
- 文字サイズ変更・背景色・下線は使わない
- 文字色は必要最低限(赤字のみ)
- 文字色を青字にしない
<strong>タグは文字を太字にするだけでなく、タグで装飾した部分が重要な意味を持つことをロボットに伝えてくれます。そのため乱用厳禁。
使いすぎはスパム扱いされてしまいます。
私はプラグインを使ってエディタに太字ボタンを入れているのですが、それを使うとすべて<strong>タグで文字が装飾されてしまいます。
おそらくこのために今まで心を込めて書いた記事がロボット君に読んでもらえなかったのでしょう。
すべて<b>タグに変更しました。
4番の青字も一切使うのをやめました。
リンクと色が似ているため、ユーザビリティの低下につながると判断したためです。
結果的に、記事の文面はとてもシンプルになりました。
見出しを整える
「h2→h3→h4」のように、見出しを順番通りに使えていないとHTML的に正しくないそうです。
私はもともと順番通りに使っていたので、念のため見直しのみしました。
また、見出しが見出しだとはっきり分かることも重要との情報があったので、思い切って見出しをカスタマイズしてみました。
WordPressのテーマ「STORK」を使っているのですが、デフォルトの見出しデザインがすごくそっけないんです。
追加CSSを入れてデザイン性のあるものに変更してみました。
写真のalt属性を入力する
これが完全に抜けていました。無知って怖い。
ロボットは写真の内容をalt属性から理解しているため、これが抜けていると「ここにこんな写真があるよ」ってことを分かってもらえないんです。
それどころか、写真を示すタグが無意味な文字の羅列と誤解されてしまいます。
記事内に写真をたくさん使っていたため、1枚1枚にalt属性を入力しました。大変だったー。
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そのほかGoogleアドセンス審査合格のためにやったこと
8回目のGoogleアドセンス審査に出す前に、ダメ押しでやったことをご紹介します。
プロフィール内容を充実させる
ブログを読んでいると、「どんな人が書いているんだろう」と気になることがありますよね。
出来ればプロフィールを読んでもらうことで、より記事に興味を持ってもらったり、信頼してもらったり、ひいてはファンになってもらいたいところ。
そういった視点でプロフィール内容を充実させてみました。
私はミニマリストとして断捨離のコツをメインに記事を書いているので、固定ページのプロフィール欄では信頼を得るため自分の部屋の様子を公開しています(参考:運営者&このサイトについて)。
また、サイドバーにも簡単なプロフィールを掲載し、固定ページへのリンクを貼っています。
カテゴリーを整理する
8回目のアドセンス審査申請時はカテゴリーを3つ(断捨離のコツ、旅レポート、日常のコラム)にしぼりました。
審査中に2記事増えたので、1つ(ミニマリスト)を追加して4つに。各カテゴリーに2つ以上記事がある状態にしておきました。
メインカテゴリーの記事を充実させる
雑記ブログよりも特化ブログの方がGoogleアドセンス審査に合格しやすいという噂があります。
特化ブログを書くほどネタが思いつくか不安だったので、メインテーマ(断捨離)とサブテーマ(旅)を中心とした雑記ブログに整えました。
記事の更新はメインとなるカテゴリーに入れられるものを優先しました。
メタディスクリプションを書く
メタディスクリプション(検索結果で表示されるページの説明文)を書いてみました。
SEO的に効果はあまりないと言われていますが、クリック率が上がるらしいです。
アドセンス審査的には意味があるかは分かりませんが、サイトの訪問者に対して親切な印象を与えられるかと思い、書いてみました。
完全にダメ押しです。
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学び続ける姿勢があれば、Googleアドセンス審査に合格できるよ!
私が8回目の申請でGoogleアドセンス審査に合格できたのは、奇跡でも魔法でもありません。
自分のブログを色々な角度から見つめ直し、学び続ける姿勢があったからこその合格だと思います。
何度もチャレンジしていく中で、私のブログ筋はかなり鍛えられました。むしろ1発合格してたら、ここまで深くブログを理解できずにいたかもしれません。
失敗は学びを得るチャンスです。
今まさに合格できずに苦しんでいる方も、諦めずに自分のブログと向き合ってみてください。
何度でも挑み続ければ、きっと結果はついてきます。
▼ブログを100記事書いて得られた変化についてはコチラ!
>>「ブログ100記事を書くと世界が変わる!?PV数は?収入は?」
はじめまして。
大変、役に立つ情報をありがとうございます。
おかげで、アドセンス審査に合格できることが出来ました。
ありがとうございます。
アドセンス申請についての記事を書こうと思います。
勝手なお願いですが、貴方様のサイトのリンクを張りたいのですが、いかがでしょうか?
https://abe-log.com
ご連絡を頂けましたら、助かります。
阿部 勇二様
コメントありがとうございます。お返事が遅くなり大変申し訳ございません。
そしてアドセンス審査合格おめでとうございます!少しでもお役に立てたかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。
当サイトはリンクフリーですので、もちろん大歓迎です。
もし今からでも問題ないようでしたら、どうぞ!