女子の必須アイテムのコテ、そしてカールアイロン。オシャレなヘアアレンジには欠かせないアイテムですよね。
ちゃおも2年ほど前にヘアアレンジが上手になりたくてコテとカールアイロンを購入しました。しかし、2台とも現在までのところほとんど使わずじまい。そのため、これまでにも何度かこれらを断捨離しようと試みたのですが、あと一歩のところで捨てられずに手元に残してしまっていました。
ちゃおがコテとカールアイロンを断捨離しきれなかった背景には、実はちょっとした葛藤があったのです。
今回は、ちゃおが自分の心と葛藤しながらもコテとカールアイロンの断捨離に成功した経緯をお伝えします。この記事を読めば、あなたも捨てられない何かとどう向き合っていけばよいのかが分かるかもしれません。
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目次
なぜ捨てられなかったのか
これまでにも何度も断捨離に励んできたちゃお。それなのに、2年間もほとんど使っていないものを、なぜ断捨離できなかったのでしょうか。理由は3つあります。
女子の必須アイテムだから
女子がお出かけするときに気を付けるポイントは3つ。服、顔、髪。オシャレな服とメイク道具、そしてコテに代表されるヘアアレンジグッズは、女子の三種の神器と言えるのではないでしょうか。
服とメイクはさておき、ちゃおは正直に言って、ヘアアレンジが苦手です。服やエプロンのリボンが背中側で結ぶタイプだったら上手に結べないほどの不器用なので、頭の後ろで髪の毛をいじるなんて至難の業。出来てせいぜいくるりんぱ程度です。
そのため、普段は髪を下ろしていることがほとんど。でも、だからと言って、ヘアアレンジを諦めているわけではありません。女子たるもの、実際にヘアアレンジができているかどうかは別として、ヘアアレンジをするための覚悟として、その道具を持っていなければならない、そう心のどこかで思っていました。コテは女子の必須アイテムという思い込みが、断捨離を妨げていたのです。
いつか使いこなせる日が来るかもしれないから
コテを使うと、女の子らしいゆるふわな巻き髪が作れると信じていました。
しかし、ちゃおがコテを使うと顔の前側は立派な縦ロール、後ろ側は全然巻けていないという状態になります。道具も使い手を選ぶのでしょうか。とても悲しいです。
そしてカールアイロン。こちらもふわっと内巻きカールが作れると思いきや、ちゃおが使うとビフォーとアフターに変化が見られません。なぜでしょう。
それでも練習を重ねれば、いつか使いこなせるようになるかもしれない。さほど練習もしていませんが、このような淡い期待を抱いていました。この期待こそが、コテとカールアイロンを断捨離させてくれなかったのですね。
友達の結婚式などの特別な時に使うかもしれないから
コテとカールアイロン。そのどちらも使いこなすことができなかったにもかかわらず、いざ断捨離しようとすると頭をよぎるフレーズが一つ。「ほら、結婚式にお呼ばれした時に使うかもしれないし」
この、いつとも知れない未来の予定のために何度断捨離を断念したことか。日頃からコテもカールアイロンも使いこなせていない人が、イベント当日の朝にいきなり使いこなせるようになることなんてあるでしょうか。イベントまでに練習したとして、これまでの実績を見ても上達ぶりはたかが知れていたはずです。特別な時のために取って置きたいという気持ちも、コテとカールアイロンを断捨離出来ずにいた原因の一つでした。
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本心では捨ててしまいたかった
使いこなすことのできないコテとカールアイロン。何かと理由をつけては断捨離できないでいる一方で、本心では早く手放してしまいたいという思いもありました。理由は3つあります。
使いこなせないから
なんといっても、使いこなせない。それほどたくさん練習したわけではありませんが、扱うのが難しいし時間もかかるため、ほとほと嫌気がさしていました。
髪質に合わないから
コテを使いこなせないことについて、一度美容師さんに相談してみたこともありました。「練習あるのみ」と言われる一方で、ちゃおの髪質(硬い、太い、直毛)には合わないかもしれないとも言われました。確かに、過去に何度か美容室でコテのアレンジをしてもらったときにも、「ゆるふわ」と言うよりは「ばっちり決めてきました!」という印象の仕上がりになっていました。
プロが扱っても自分の髪質では理想の仕上がりにならないのであれば、諦めてもいいいのかなという気持ちもあったのです。
収納の邪魔になるから
コテやカールアイロンは、長さがあるため収納する場所を選びます。使い勝手が良い場所にしまおうとすると奥行きが足りなかったり、カゴに立てて収納しようとすると高さが足りなかったりと、なかなか思うように収納できません。思うように収納できないと、手放したくなってしまうのが断捨離マニアの心情。片づけの邪魔になるたびに捨ててしまいたいという衝動に駆られるのでした。
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捨てられないけど捨てたい!ジレンマが私をコテから遠ざける
コテとカールアイロンを捨てられないと思う一方で、もう捨ててしまいたいと思うという自己矛盾を悶々と抱える内に、いつしかちゃおは、それらの存在すら忘れるようになってしまいました。
理想的なのは、コテとカールアイロンを自在に使いこなし、ゆるふわヘアアレンジで女子力アップを叶えること。でも現実は、まったく使いこなせずに思ったようなスタイリングができない状態。
この理想と現実のギャップがジレンマとなり、コテとカールアイロンを目に付きにくいところに仕舞ったきりにしてしまいました。言わば臭いものにフタ状態。視界に入ればストレスを感じるものを、排除していたんですね。
仕舞ったきり存在を忘れているということは、言い換えればそれは無くても困らないものだということ。断捨離してしまうには非常にいい理由が出来たわけです。
それでもちゃおは、コテとカールアイロンをしばらくの間は断捨離することができませんでした。心の中で、あともう一押ししてくれる何かが必要だったのです。
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自分らしいスタイルを受け入れてみたら、無理にコテを使わなくてもいいと思えるようになった
コテとカールアイロンを断捨離するために必要だった「あと一押し」は、自分らしいスタイルを受け入れることでした。ちゃおは3つのきっかけによって、自分らしいスタイルを受け入れれば、無理にコテを使う必要はないと知り、断捨離する決意が出来たのです。
骨格診断で自分に似合う髪形を知った
以前、骨格診断を受けて自分の体型が「ストレート」であることを知りました。骨格診断を受けると、自分に似合う髪形がどのようなものかも分かるようになります。
ちゃおも診断結果を受けて調べてみた結果、「ストレート」の場合はゆるふわ巻き髪よりもワンレンストレートのようなすっきりとしたスタイルの方が似合うというではありませんか。無理してコテを使ってスタイリングするよりも、ありのままの自分の髪型が一番似合っていたのです。
髪を伸ばしたことでまとまりができてきた
ちゃおはベリーダンスをやっているため、髪を長く伸ばしています。髪の長さが肩甲骨を過ぎたころから、自然と重さで髪がまとまるようになりました。また、長さができたことでヘアアレンジにもただすっきりまとめただけでも華やかさが出るようになりました。わざわざコテやカールアイロンで手を加える必要を感じなくなったのです。
ツヤとコシのある黒髪ストレートロングは周りからの評判も良い
ちゃおの髪は固く、太く、直毛で真っ黒なのですが、その分髪のツヤとコシはかなり良いです。この点については自分でも自信があります。そして今の髪型は、その美点を存分に生かせる黒髪ストレートのロングヘア。特にベリーダンスのステージで踊っているときにはとても見栄えがするそうで、周囲からの評判も上々。黒髪ストレートのロングヘアがちゃおのスタイルなのだと心の底から自信が持てるようになりました。
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コテとカールアイロンを捨ててみた
かくして自分らしいスタイルを確立できたことによって、ちゃおはコテとカールアイロンを断捨離する決意ができました。そしてさっそく、コテとカールアイロンを手放しました。手放したことにより実感したことをまとめます。
自分に自信が持てた
いくつかのきっかけを経て、黒髪ストレートのロングヘアが一番自分らしいスタイルだと気づくことができました。コテやカールアイロンでわざわざ手を加えなくとも、そのままのスタイルが一番似合っているのです。
思えば、コテやカールアイロンを使いこなそうとしていた頃の自分は、「自分らしいスタイル」を模索していたのだと思います。自分らしさが分からないから、あれこれ手を加えようと躍起になっていた感じです。
コテとカールアイロンを捨てることは、そんな「自分らしさ探し」に夢中になっていた自分への決別でもあると思います。自分らしいスタイルを発見し、自分に自信が持てたからこそ断捨離に成功し、断捨離できたからこそ、さらに自分に自信が持てたのです。
収納にスペースが生まれて清々しい
臭いものにフタをしようとばかりに、ジレンマを抱えていたコテとカールアイロンを封印していた引き出し。それが空になったことで、収納スペースにゆとりが生まれました。スペースにゆとりができることは、断捨離の醍醐味でもちろん嬉しいのですが、それ以上に「見たくないものを封印している」という心の負担が減ったことで今はとても清々しい気分です。
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おわりに
みなさんにも、捨てたいけど捨てられない、捨てられないけど捨てたい、そんなジレンマを抱えているものはありませんか。もしあるなら、一度そのものと向き合って、自分の心の中にどのような葛藤があるのかを整理してみるといいですよ。思わぬ気付きがあるかもしれません。
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