あまり他人に共感してもらえないのですが、私はシャープペンと鉛筆が苦手です。
別にミニマリストだからというわけでは無いと思うのですが、苦手な理由を整理してみたら、いかにもミニマリストらしい理由ばかり。
笑って共感してくれる人がいることを祈りつつ、シャープペンが苦手な人でも快適に筆記生活するならフリクションボール使うと良いよって話をしたいと思います。
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シャーペン・鉛筆の苦手なところ
シャープペンや鉛筆に恨みがあるわけではありません。
ですが、小中高とあまり好きではないのに無理やり使わされてきた中で募り募った不満をぶちまけたいと思います。
ゴミが出やすい
なんと言ってもこれに尽きます。ごみが出る。そして散らかりやすい。
芯が折れる
シャープペンや鉛筆の、あのポキって折れる瞬間が苦手です。作文などの書き物をしていて気分もノってきたときに限ってポキって水を差すあの瞬間。現実に引き戻されるんですよね。
もっとこう、書くことだけに集中させてはくれないのかと思ってしまいます。
消しカスが出る
これが1番ダメ。消しゴムのカスは舞い散りやすいし、腕にまとわりついてくるあたりも苦手です。
自分では消しゴムを使ったら、飛ばさないように注意しながらカスを集めて丁寧に捨てます。決して机の上に残すようなことはしません。
しかし、消しカスを発生した側からペッペと払いのけて飛ばし散らす人、いますよね。私はあれが許せない。しかも他人の机の上で平然とそれをやってのける人は神経を疑います。誰が片付けると思ってるの?
削りカスが出る
これは鉛筆に限った話ですが、削りカスが出るところも嫌です。
鉛筆の削りカスって、木の部分と黒鉛の部分の2種類出ますよね。木の方はまだいいんですが、黒鉛の方の質が悪い。
ちょっとの風や鼻息なんかで散らばり、しかも雑巾などで拭おうとすれば、机や床に鉛筆で書いたように線が描かれてしまう。その線を消しゴムで消して消しカスを集めて……って、思い出しただけでも面倒くさい。ゴミが出るのは許すにしても、散らかりやすいのは何とかならないものでしょうかね。
かさばりやすい
シャープペン・鉛筆は必ず相棒を必要としています。そう消しゴムです。
シャープペンも鉛筆も、お尻の方に小さい消しゴムを付けていたりしますが、普通はそれでは間に合わず、別途消しゴムを用意しますよね。つまりはシャープペンや鉛筆は消しゴムと2つで1つみたいなもの。1本だけでは完璧には用をなさないのです。
かねてから私は「シャープペンと消しゴム、1つにならないもんかねぇ」と感じていました。書くという1つの目的のために、最低でも2つの道具を使わなければいけないなんて、よくよく考えれば大げさではありませんか?もっとこう、これ1つで済む!みたいなものは無いものかと、学生時代から思っていました。
手が汚れやすい
シャープペン・鉛筆の筆跡って、手でなぞると黒鉛がにじみますよね。あれが苦手でした。
400字詰めの原稿用紙に作文を書こうものなら、気が付けば右手の平の小指側あたりが真っ黒になんてこともありましたよね。しかもこの汚れは意外と落ちずらい。そこが地味にストレスでした。
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小中高は我慢…大学時代はボールペンでノートをとっていた
ここまで散々シャープペン・鉛筆をこき下ろしてきましたが、私も小中高校生までは毎日これらのお世話になっていました。理由は簡単。そうせざるを得なかったから。
テストも宿題も、ボールペンで書こうものなら自分が泣きを見ます。そりゃ一発でテストの解答を正確に書き出せるなら良いかもしれないけど、そんな頭は持ち合わせていませんでしたから。大学受験が終わるまでは世間一般の学生よろしくシャープペン様のお世話になっていました。
しかし、大学生になって状況はがらりと変わりました。試験があるのは学期末のみ。しかもほとんどがパソコンで作成したレポート提出ときたもんだ。
これはチャンスと思い、ノートをボールペンで取ることに。そしたらもう快適快適。ノートなんてほとんど自分でしか見ないので、間違ったところは二重線やミノムシで消せば充分です。大学生にして初めて、超快適に授業を受けることが出来ました。
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文房具界の黒船!フリクションボールの台頭
社会人になってしばらくした頃、衝撃的な出会いがありました。パイロットのフリクションボール。消せるボールペンなんて初めはマユツバでしたが、使ってみてその心地よさに驚きました。
シャーペン・鉛筆の三大苦を解消
この記事の冒頭でけちょんけちょんに書いたシャープペン・ボールペンへの不満。三大苦とも言うべき「ゴミが出やすい・かさばりやすい・手が汚れやすい」を、いとも簡単にフリクションボール君は解消してくれました。
初めは消しカスが出るのではないかと心配していましたが、摩擦の熱でインクを透明にするという予想の斜め上な仕組みに舌を巻きました。「書いて消す」をこの1本にまとめているところもスマート。ボールペンだから手も汚れにくい。
書いた文字を消せるのはやっぱり魅力的
大学時代から「消さない」ボールペン生活を続けてきましたが、やはり書いた文字を消せるというのは魅力的なもの。
例えば付箋で言付けを書くときに、誤字をキレイに消したのと二重線で消したのとでは相手への印象も違います。仕事上、相手に心づかいのメモを手書きすることが多かったため、すぐさまフリクションボールを導入しました。
消した文字も冷やせば復活!仕組みが面白すぎる
フリクションボールは摩擦熱で文字が消える。この仕組みも面白いと思うのですが、もっと面白いのが、消した文字は冷凍庫で冷やせば元通りというところ。実用的ではないですが、知っておけば損にはならないし、話の種にもなります。
銀行・役所の文書には使えない
超便利で私の心を離さないフリクション君ですが、難点も1つ。
消えてしまうペンなので、銀行や役所の重要な書類を書くのには使えないんです。
しかし、そういった書類を書かなければならない場面はそうそうあるものではありません。それに、銀行や役所の窓口には必ず油性のボールペンが置いてあります。普段の生活の中では困ることは無いでしょう。
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フリクション快適だからみんなも使うと良いよ

現在、私が使っているのはこちらの3色のフリクションボール。太さは0.38mmが個人的には使いやすいです。
画像をよく見ると分かると思うのですが、こちらは限定のセーラームーン柄。こういった、限定デザインがちょくちょく販売されるのも嬉しいですよね。ついつい集めたくなってしまいます。
あまり他人に分かってもらえない文房具のこだわりについて書こうと思ったら、いつの間にかフリクションボール賛美になってしまいました。でも、日頃のちょっとしたストレスを軽減してくれるものに出会うのは貴重なこと。感謝しつつ、じわじわとフリクションボール人口を増やしていきたいところです。

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