もしかしたら、日頃からカフェイン取りすぎてませんか?
思い切って毎日大量に飲んでいたカフェイン入りの飲み物をやめてみたら、身体の調子が快適に。
今回は、知ってるようで知らないカフェインの作用と、私がカフェインを摂りすぎないようにしたら得られた嬉しい効果3つについてお伝えします。
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目次
取れば取るほど効かなくなる?カフェインの取りすぎで起こる依存・中毒症状に注意
カフェインを大量に含むエナジードリンクの飲み過ぎで亡くなった方について報道されたことを切っ掛けに、各メディアでもカフェイン中毒の怖さが訴えられるようになりました。
カフェインは元気を前借する
カフェインには、自律神経の1つである交感神経を興奮させる作用があります。
交感神経が興奮すると、脳や体は活発化。
しかしカフェインの効果が切れると、急激にその興奮状態が覚めるので、身体はカフェインを摂取する前よりもむしろぐったりとした状態に。
カフェインの作用は取るほどに効果が減少→依存や中毒を引き起こす
カフェインの興奮作用を繰り返し身体に与えると、段々身体も慣れてくるのか、摂取前と摂取後の興奮の度合いが小さくなってしまいます(興奮の度合いが高止まりするようなもの)。
ある種、麻薬と似たようなもので、強い興奮を得ようとすればするほどカフェインの摂取量は多くなるものの、得られる効果は減少していく。
これがやがてカフェイン依存を引き起こし、大量に摂取し続けることで最悪の場合中毒症状を引き起こします。
中毒症状の特徴は、一言で言うと精神的にも身体的にも興奮しすぎている状態。
心拍数が増加したり、内臓が働きすぎることなどにより、頭痛や嘔吐、体の震え等が引き起こされ、気分は高揚し落ち着かなくなると言います。
参考:カフェイン摂取量の目安は1日あたりコーヒー3杯まで
厚生労働省のホームページには、世界保健機関(WHO)を始めとして国際的なカフェイン摂取量の目安がQ&A方式でまとめられています。
カナダ保健省(HC)のみ健康な成人のカフェイン摂取量の目安を最大400㎎/日(237ml入りのマグカップでコーヒー3杯まで)と提示しています。
朝昼晩、午前と午後の休憩時にコーヒーを飲んでいたらもうアウト。
健康のためにも、カフェインの少ない飲み物に切り替えたほうが良さそうです。
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カフェイン入り飲み物を取りすぎないようにしたら得られた効果3つ
カフェインを摂りすぎないようにしようという人がいかに増えたかは、近頃のデカフェ、カフェインレスコーヒーといったコーヒー市場の新しい商品を見ても分かるような気がします。
かく言う私も以前は仕事中のコーヒーが手放せなかったのですが、そういった報道に影響を受け、思い切ってカフェインを絶った一人。
2年ほどカフェインを極力摂らない生活を続けてみて、この決断が大正解だったということは日々実感しています。
- 寝つき・睡眠の質が良くなった
- 本当に眠い時にカフェインを取るとよく効くようになった
- 風邪薬・頭痛薬がよく効くようになった
寝つき・睡眠の質が良くなった
学生の頃から、ちゃんと寝てるのにいつも眠い、という感覚がありました。
子どもの頃からジュースを飲まない環境で、家で飲むのは決まってウーロン茶。
加えてコーヒーも飲んでいたわけですから、常に交感神経が興奮しているような状態でした。
しかし、思い切ってカフェインを含む飲み物をやめてみたら、自然と夜、ぐっすりと眠れるように。
頻繁に見ていた夢もあまり見なくなりましたし、夜中トイレにちょこちょこ起きていたのも無くなり(カフェインには利尿作用も有)、質の良い睡眠をとれるようになりました。
寝つきも悪かったのですが、布団に入るとすぐ眠りにつける日も出てくるように。
本当に眠い時にカフェインを取るとよく効くようになった
仕事が忙しかったりで睡眠不足が続いた時には、もちろん日中に眠気に襲われます。
そんな時は、我慢せずにコーヒーを少しだけ飲むように。
カフェインを絶ってしばらく経っていましたが、コーヒーを飲んで30分もしたら頭は覚醒モード。
カフェインを絶ったことで、カフェインをもしもの時の武器として味方につけることが出来るようになりました。
風邪薬・頭痛薬がよく効くようになった
市販の風邪薬や頭痛薬の多くには、鎮痛補助成分としてカフェイン(無水カフェイン)が含まれていることが多いです。
カフェインを絶ってからは、具合が悪い時に飲む風邪薬や頭痛薬が、以前よりもとてもよく効くようになりました。
風邪薬については、風邪の治りが早くなっているわけでは無いので、おそらくカフェインによる一時的な興奮状態なんだと思います。
それでも、仕事を休めない時などにはすごく助かるんですよね。
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おすすめのカフェインレスの飲み物
カフェインの入っている飲み物って、すごく多いんですよね。
コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、ココア、コーラなどなど。ソフトドリンクのほとんどに含まれていそうな勢いです。
水、ミネラルウォーター
なんといっても水。
純粋そのもの。
麦茶
お茶の中でも麦茶にはカフェインが含まれていません。
妊婦や授乳中の方、小さなお子さんでも安心して飲むことが出来ます。
ルイボスティー
ちょっとオシャレに決めたいときはルイボスティー。
少し独特のにおいがしますが、慣れれば気にすることなく美味しく頂けます。
ハーブティー
ハーブティーにもカフェインは含まれていません。
ハーブティーは種類が多いので、どのハーブの組み合わせにするか考えるだけでも楽しくなってしまいます。
見た目にも綺麗な色味のものが多いので、飲んでいるだけで癒しの効果もあります。
黒豆茶
健康茶として人気の黒豆茶もノンカフェイン!
豆の香りが独特ですが、慣れると日本のお茶って感じで美味しいです。
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カフェインの効果を上手に利用していこう
カフェインを取りすぎないように気を付けたら得られた効果についてお話しました。
毒にも薬にもなるんだったら、用法容量を守って、カフェインの効果をうまく利用していきましょう。
▼日常の何気ない習慣も、見直してみるといいことあるかもよ?
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