洋服を減らしたいけど、どこまで減らせばいいか分からない。そんな質問を受けることがあります。
目標もなく断捨離するのはゴールも分からず走り出すのと同じようなもの。はじめに目指すべき目標を決めて、コツコツ頑張りたいものですよね。
今回は、断捨離に取り掛かる前に確認しておきたい、洋服の理想の所持枚数の決め方をお伝えします。
とりあえず服の枚数を減らす方法が知りたいんだ!という方には、「たった2か月で3分の1!ミニマリストが教える服の断捨離ルール」の記事が参考になりますのでどうぞ。
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目次
洋服の理想の所持枚数の決め方
- 「バーの長さ÷3cm×0.8+衣装ケースに入る枚数」で計算した枚数
- 季節ごとに1週間上下別のものを着ると仮定した場合の枚数:60枚
- ①と②を比較して少ない方の枚数を理想の所持枚数とする
実際に使用している収納に余裕をもって洋服を収納できることが重要なので、2つの方法で導き出した数字を比較して理想の所持枚数を求めています。
所持枚数の決め方の手順について、1つずつ詳しく説明します。
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① 「バーの長さ÷3cm×0.8+衣装ケースに入る枚数」で計算した枚数
洋服の理想の所持枚数は、以下の計算式で算出します。
「洋服の適正量=クローゼット等のバーの長さ÷3cm×0.8+衣装ケースに入る枚数」
クローゼットではなくタンスを使っている場合には、バーの部分は0とし、引き出しにゆとりをもって収納できる枚数だけで考えてください。
バーに掛かる洋服の最大枚数を把握しよう
計算式の前半「クローゼット等のバーの長さ÷3cm×0.8」で、バーに掛かる洋服の最大枚数を計算します。
洋服1枚をゆとりをもって収納するためには、およそ3cmの幅が必要です。
でも、バーにハンガーがびっしりと掛かっていては使いずらいですよね。服を動かす余裕を持たせるため、8割程度に抑えます。
衣装ケースに入る枚数を加える
私を含めミニマリストの多くはバーに掛かる程度の枚数で抑えていますが、一般的には衣装ケースも使っている方が多いと思います。
あくまでもゆとりをもって収納できる程度の枚数を把握し、計算式にあてはめます。
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② 季節ごとに1週間上下別のものを着ると仮定した場合の枚数:60枚
ごく一般的な人の場合、春夏秋冬の季節ごとに、1週間毎日上下異なる洋服を着ると仮定した場合の枚数を最大所持枚数とします。
トップスとボトムスだけで考えても、1週間で14着。それを4つの季節分とすると枚数は56枚。
実際はシーズン通して着られるものもあり、そこへアウターが加わることを見込んでも、60枚程度が最大枚数でしょう。
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③ ①と②を比較して少ない方の枚数を理想の所持枚数とする
①の計算式で求められた所持枚数と②の60枚とを比較し、少ない方の枚数を理想の所持枚数と決めます。
例:バーの長さが150cm、衣装ケースに18枚の場合
①:150cm÷3cm×0.8+18=58枚
②:60枚
①<②なので、この場合の理想の所持枚数は58枚となります。
①>②になった場合は収納が余ることになりますが、その分バッグや小物などのアクセサリーを吊るして収納できます。空間をより有効活用できると考えましょう。
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洋服が理想の所持枚数になったら守り続けることが大切
洋服の断捨離を重ねて理想の枚数になったら、今度はその枚数を維持できるようにしましょう。
洋服の枚数の具体的な減らし方については「たった2か月で3分の1!ミニマリストが教える服の断捨離ルール」の記事が参考になります。
所持枚数をキープするために必要なこと
所持枚数を維持するためには、洋服を買う際のルールを設けることが必要です。
- 1枚買ったら1枚捨てる
- 毎月末に洋服の枚数を数える
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洋服の理想の所持枚数の決め方まとめ
- 「バーの長さ÷3cm×0.8+衣装ケースに入る枚数」で計算した枚数
- 季節ごとに1週間上下別のものを着ると仮定した場合の枚数:60枚
- ①と②を比較して少ない方の枚数を理想の所持枚数とする
- 洋服を増やさないルールを設定し、決めた量をキープする
お気に入りの必要十分な洋服だけが詰まったクローゼットは、見ていてとても気持ちが良いですよ。
コーディネートに迷うこともありません。
さっそく洋服を断捨離したくなった方は「たった2か月で3分の1!ミニマリストが教える服の断捨離ルール」の記事に書いてある手順に沿って断捨離してみてください。きっとはかどりますよ。
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