永平寺で修行体験③|参禅研修2日目!本格的に座禅三昧の1日

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前回の記事「永平寺で修行体験②|参禅研修1日目はオリエンテーション中心」では、曹洞宗大本山永平寺の修行体験の中でも最も厳しい3泊4日の参禅研修1日目の模様をお伝えしました。

今回は、2日目の様子をレポートします。

▼申し込み方法や持ち物についてはコチラの記事を御参照ください。

>>「永平寺で修行体験①|参禅研修(3泊4日)の申込方法・持ち物

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参禅研修2日目のスケジュール

私が参加した2018年11月9日~12日の参禅研修2日目のスケジュールは以下の通りです。

3:50 振鈴(起床)

4:20 暁天坐禅、行香後止静(坐禅始まり)

4:50 大開静(坐禅終わり)

5:00 法堂へ出発

5:30 法堂献湯(焼香)+朝のおつとめ(読経)→戻り次第、朝参の拝(禅堂での朝の挨拶)

6:35 小食(朝食):テーブルで食事

7:40 作務(班に分かれて禅堂・東司・宿泊部屋を清掃)

8:20 ストレッチ

9:00 坐禅についての講話

10:10 止静(坐禅始まり)

10:50 放禅(坐禅終わり)

11:00 斎時(昼食):テーブルで食事

11:55 自由時間

13:00 止静(坐禅始まり)

13:40 経行(歩く坐禅)

13:50 止静(坐禅始まり)

14:30 放禅(坐禅終わり)

14:40 食作法についての講話

15:50 止静(坐禅始まり)

16:30 放禅(坐禅終わり)

16:40 薬石(夕食):禅堂で坐禅しながら食事

17:40 入浴

18:10 自由時間

19:10 止静(坐禅始まり)

19:50 経行(歩く坐禅)

20:00 止静(坐禅始まり)

20:15 普勧坐禅儀読誦

20:45 放禅(坐禅終わり)→明朝説明

21:00 開枕(就寝)

朝のおつとめ・お風呂以外は吉祥閣の4階から出ることはありません。

少し、日の光が恋しくなります。

要チェックポイント!朝のおつとめでは自分の名前が読み上げられるよ

2日目の朝のおつとめでは、まずお焼香します(3日目・4日目はありません)。

参禅研修や参籠体験の1泊目の方々については、お焼香の後、自分の名前がお経(?)の中で読み上げられるので要チェックです。

ちゃお
くれぐれも寝ないように!

本格的に座禅三昧の1日

参禅研修2日目は、本格的に坐禅三昧の1日となりました。

その回数、なんと5回。

座っている時間はトータル270分、時間にして4時間30分!

しかも、2日目の薬石(夕食)からは坐禅しながらの食事となるので、実際は5時間30分程度座っていることになります。

さすがに夜の坐禅の時には、半跏趺坐で右腿に乗せている左足首がもぎれんばかりに痛み出しました。

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参禅研修2日目のお献立

参禅研修2日目からは、3食を雲水さんと同じメニューでいただくことになります。

気になるそのメニューをご紹介♪

小食(朝食):お粥、梅干し、たくあん、胡麻塩

斎時(昼食):炊き込みご飯(ひじき・牛蒡・人参・油揚げ)、ふのお吸い物、たくあん、梅干しときのこのパスタ

薬石(夕食):麦飯、味噌汁、たくあん、ジャガイモ・椎茸・こんにゃくの煮物、里芋の洋風煮(パセリ風味)

「食欲を満たすために食べるのではありません。食事もまた修行なのです。」

修行中、担当のお坊さんや雲水さんからこのように言われても、どうしてもそのお味をついつい楽しんでしまいます。

味付けは薄めで脂っぽくなく、それでいてお出汁がきちんと効いていました。

全部食べても腹6分目くらいの分量なので、坐禅の最中に食べ物の雑念が浮かんでくるのが難点です。

メニューの中にパスタがあったのが驚き!

何より驚いたのが、昼食のおかずとしてパスタが出たこと。

後で雲水さんから聞いたのですが、スパゲティは卵などを使用していないものを使っていますとのことでした。

肉・魚・卵など、完全に動物性の食品は使用していないみたいです。

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参禅研修2日目の感想

1日目の夜になかなか寝付けなかった人には辛い1日になったかもしれません。

起床後すぐの坐禅に始まり、朝のおつとめ、作務、講話、坐禅、坐禅、講話、坐禅、坐禅。

雲水さんの修行生活さながら本格的に坐禅三昧の1日でした。

合間の休憩時間には、参加者皆がこぞって惰眠を貪ったことは内緒にしておきたいと思います。

個人的には、2回にわたって講話をしてくださった布教師のお坊さんのお話がとても興味深く、このお話を聞けただけでも参加した甲斐があったと感じられましたね。

また、作務の後に股関節を柔らかくするストレッチの時間をとっていただけたことにも、驚きました。

雲水さんたちはこまめにミーティングを重ねて、参加者が有意義な時間を過ごせるようプログラムを考えてくださっているそうです。感激!

辛くとも、ハードなスケジュールを一心不乱にこなすことにこそ、やはり参禅研修の醍醐味があるのではないでしょうか。

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